※終了しました。
高木一行
今回の震災のことを、随分遅れて知った。
テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などを遠ざけた生活を、ずっと送ってきたからだ。
被災者の方々に対し、型通りのお悔やみの言葉など、敢えて申し述べない。私が今、感じ、あなた方と共有している「これ」は、いかなる言葉をもってしても言い表わしようがないからだ。
明日はわが身。
呑気に忘れかけていたこの事実を、地震の国に住む私たち日本人は、ようやく思い出し始めたようだ。
今、この危機的な時にあたり、5月4日、東京にて、大地鎮静化の祈祷(ヒーリング)を兼ね、ヒーリング・アーツ相承の場を設けることとした。
相承とは、私が参加者1人1人と誠実に向き合い、直接手を取って、術[わざ]を伝授するということだ。参加者1人1人が、誠意と敬いの心をもって、うやうやしく受け取るということだ。
今回は何を「伝授」するか?
これまで同様、イザという時、本当に「効く」修法、を。
趣味のお遊びに終わるのでなく、人生の重大事にあたって、より一層輝き(価値)を増す、「本物」。
そういうものを、伝授したい。
誰にとっても、どういう生き方をするにせよ、きっと役立つ。人生の力となる。
そういう術[わざ]のみを、私はこれまでずっと追い求め、人々と分かち合ってきた。
世が危機的な状況となって初めて、そうした「生のサバイバル法」の真価がハッキリわかる。
例えば、片足を適当な高さの台にかけ、片足で立ちながら、上体を前へ前へと傾けていく。
この、よくありそうなストレッチ法において、「伸ばされるところ」は一体どこか。そしてその両端は解剖学的にどこになるのか。また、途中で折れる場合、それは具体的にどこか・・・。
そんな風に、矢継ぎ早に問いかけていくのが、ヒーリング・アーツ流の探求法だ。
この運動法の場合、爪先と腰の間を伸ばす。
聖中心道肥田式強健術創始者・肥田春充が、身体に秘められた究極の能力を開花させるための要訣として、「爪先は腰、踵は腹と対応」と述べたこととも、完全に合致している。
爪先と腰を伸ばし合った状態で、踵と腹に連動的に力を込めることもできる。
爪先は、親指にだけ力を入れればそれでいい、とも肥田春充は述べている。まったくその通りだ。
爪先と腰の連動がわかれば、人間のあらゆる動きの基本であるところの「腰」の秘密が手に入ったことになる。
妙に聞えるかもしれないが、初めて「腰が(本当に)入る」のを感じるだろう。
私が述べているのは、要するに「足腰」の話だ。
足腰が強い方がいいに決まっているのは、誰もが首肯することではあるまいか?
だが、足腰を鍛えるためには、そもそも足腰とは何か・どこか、から問いかけ始めねばならない。
足腰を知り、腰が入るようになると、直ちにあなたの存在感そのものが一変する。こうした変化は、大概の場合、その場で直ちに感じられるようになるものだ。
私がヒーリング・タッチで導いていけば、数ヵ月〜数年、へたすると十数年あるいは数十年練修しなければわからないこと・できないことが、その場で直ちにわかり・できるようになってしまったりするから面白い。
この「足腰」を始め、危機を生き延びるため大いに役立つ修法を、東京相承会では、その場の流れが導いていくがまま、天地神明にすべてを委ねるようにして、参加者1人1人と分かち合っていきたいと思う。
不安や心配、恐怖を、どんどん吹き飛ばし、祓い飛ばしてしまうための秘密の鍵が、爪先には潜んでいる。
爪先には、腰との連動により、老化を防ぐ働きもある。逆に、爪先:腰の連動について知らないと、どんどん老化していく。
爪先と腰の連動に基づきトレーニングすれば、いかなる道においても急激な熟達が起こる。
| 日時 | 2011年5月4日(水) 午前10:00〜午後15:00程度 |
|---|---|
| 場所 | 志茂元気プラザ 2F第一ホール 東京都北区志茂1-2-22 03-5249-2214 http://www.city.kita.tokyo.jp/docs/service/070/007025.htm |
| 参加費 | 1万円(当日、終了後にお支払いください)。 今回の震災で直接被害を受けた方は無償とさせていただきます。 |
| 備考 | 参加者は、白の道衣(種類は問わず)と白の袴を着用して学びの場に臨んでください(武道具店等で入手できます/用意できない方は平服での参加も可)。また、ソフトボール1個をご用意ください。 |
参加をご希望の方は、参加要項および注意事項のページをご覧になり、Eメールにてご氏名、ご住所、郵便番号を明記の上お申し込み下さい。折り返しメールにてご連絡いたします。